大相撲の横綱・朝青龍関(29)が1月、東京都港区で知人男性(38)を殴り重傷を負わせたとされる問題で、朝青龍関側が1月31日、警視庁麻布署に「被害者と示談した」と連絡していたことが分かった。警視庁幹部が明らかにした。同署が暴行現場とされる車の運転手や、朝青龍関側が当初、被害者としていた個人マネジャー(31)から事情聴取したことも判明。同署は示談内容や処罰を望むかなどを確認するため、朝青龍関と知人男性の双方から任意の事情聴取を行う方針だ。
捜査関係者によると、朝青龍関は1月16日午前4時ごろ、港区西麻布で、酒に酔って飲食店で働く知人男性の顔を殴り、鼻骨を折る1カ月の重傷を負わせたという。男性は朝青龍関から謝罪がないとして同25日、麻布署に被害相談に訪れた。男性は「被害届を出すかどうかはもう少し検討したい」と話していたが、同31日に朝青龍関側から麻布署に示談したとの連絡があったという。
この問題で、朝青龍関の師匠、高砂親方(元大関・朝潮)は同30日、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)に示談が成立したと口頭で報告していた。【古関俊樹、神澤龍二、山本太一】
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