社民党の第12回党大会が23日午前、党本部で始まり、昨年12月の党首選で無投票当選した福島瑞穂党首の4選を正式に決めた。福島氏はあいさつで、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「覚悟を持って皆さんとともに取り組む」と述べ、現行案通りの決着が図られた場合、連立政権を離脱する可能性があることを改めて示唆した。
また、福島氏は、小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体を巡る事件を念頭に「捜査を見守ることも必要だが、政治家として国民に真摯(しんし)に説明することも必要だ」と指摘し、小沢氏に説明責任を果たすよう促した。
連立政権発足後初となった党大会には、鳩山由紀夫首相と国民新党の亀井静香代表が来賓として出席した。今夏の参院選で議席を倍増することなどを目指す参院選闘争方針などを決め、24日に閉会する。【白戸圭一】
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